2024/09/29
永年勤続表彰 社長の挨拶 例文
永年勤続30年の表彰式での社長の挨拶です。
勤続30年についての感謝と喜びはもちろん、人間の豊かさにも触れ、会社を豊かさを享受できる場所にする思いも語っています。
総じて、受賞した社員に対する敬意をもって話しているのが特徴です。
吉田でございます。
本日は、永年勤続30年の皆さんを表彰させていただく機会でございます。
改めまして、今期、永年勤続30年を迎えられた皆さん、おめでとうございます。
当社が設立されたのは1987年でございますので、皆さんは、ほとんど初めの段階から会社の歴史を見て来た、いわば当社の生き字引でございます。
当社は1987年の設立以来、日本経済の波に乗り、世界情勢の変化を見極めながら成長を遂げてまいりました。バブル経済の頃から始まり、平成の不況期、そして令和の新しい時代に至るまで、皆さんはこの動きを共に歩んでこられました。日本経済の多様な段階を経て、当社は今日の地位を築き上げることができたのです。また、グローバル化が進む中、当社も国際市場への進出を果たし、世界の中で確固たる地位を築くことができました。これらすべて、皆さんの献身的な努力のおかげです。
当社としては、皆さんにはまだまだお力をお貸し願いたい。人生100年時代と言われますが、まあ実際のところ、100歳まで元気に人間活動ができるのかという、ちょっと懐疑的な部分もありますが、いずれにしても、この標語に倣えば、皆さんはまだ人生を折り返したばかりです。
人生を豊かにするとは、単に物質的な豊かさだけを指すのではありません。人生の豊かさとは、やりがいのある仕事、充実した人間関係、自己成長の機会、そして何よりも、心の充足を感じることです。当社での30年間が、皆さんにとってそういった意味での豊かさをもたらしたことを願っております。そしてこれから先も、皆さんの人生がさらに充実し、当社との関わりがその一部となることを心から願っております。
皆さんの人生が、当社と関わることによってこんにちまで豊かにやってこられたのだとしたら、こんなに嬉しいことはありませんし、これからもそう思っていただけるよう、当社を社員にとって、お客様にとって、そして社会にとって素晴らしい会社であり続けたい、それを常に目指して参りたいと思っております。
最後に、皆さんの勤続30年の功績に敬意を表し、改めてお祝い申し上げます。そしてこれからの10年、20年も、引き続きよろしくお願いいたします。