2024/09/29
就任挨拶を動画配信する際、録画と生配信には以下のような違いがあります。
録画での配信:
– 手元の原稿を見ながらスピーチすることができる
– 事前に撮影・編集をするため、ミスを修正したりベストテイクを使用できる
– 時間の制約がない(撮り直せる)
– 反面、「作られた環境」であるため、感情が出づらい(淡々とする可能性)
– 動画に字幕やグラフィックを追加することで、視覚的にわかりやすいメッセージを伝えることができる
生配信:
– 一発勝負であるため、(ミスをすることも含め)臨場感が出る
– だからこそ、感情も伝わりやすい
– 反面、スピーチが苦手な方にとって極めて緊張する環境である
– 時間が限られている
録画と生配信には一長一短がありますが、録画のほうはクオリティの高い映像を作れる一方で、準備された環境での収録であるため、臨場感、リアリティの面で不足し、感情が伝わりづらいかもしれません。
生配信の場合は、何より生放送だからこその臨場感、リアリティがあって感情が伝わりやすい一方で、なにぶん、生配信のその場限りの一発勝負であるため、緊張する環境にあります。
どちらにしても一定程度の準備とリハーサルは必要で、それぞれの利点を生かすことがポイントになります。
なお、当社の見解としては、
ミスをすること自体、ネガティブなことではありません。なぜなら、大切なのはあなたの思いを動画の視聴者に伝えることであり、うまくスピーチすることが目的ではないからです。
むしろ、ミスをして狼狽すると、最悪、頭が真っ白になるかもしれませんが、そんなふうに大汗をかきながら一生懸命スピーチをする姿勢は、確実に視聴者に伝わりますので、それがリアリティになって、あなたの思いはより伝わるはずです。(もちろん、ミスはないほうが良いですが)
その意味で、外見にはこだわらずに、スピーチの中身と一生懸命スピーチをしようという姿勢こそが重要ではないかと思います。