2024/09/29

燃やせ命 溶かせ北海道
北海道は年の四分の三が冬と言っても過言ではありません。他県と比べると本当に、本っ当に寒い!
そんな北海道で開催されている「YOSAKOIソーラン祭り」は、今や全国的に名の知れた一大イベントです。
もちろん、参加チームは北海道内だけに限定したものではありません。毎年、全国から踊り子を募集しているため、参加してみたいと思わせるような、または「参加してみたいけど……」と迷っている人の背を押すような、そんな力強く情熱的なメッセージやワクワクさせるようなイメージが何よりも大事だろうと考えました。
「燃やせ」、「溶かせ」と命令形にしているのは、祭りの活気に満ちた雰囲気と勢い、多少の荒々しさを感じさせる意図があります。お上品に「命を燃やして北海道を溶かしましょう」なんて言ったところで、寧ろ気分は落ち着いてしまいませんか? たとえば徒競走を応援する時に「行けー!」と叫ぶのと同じニュアンスです。
また、燃やすものを「魂」や「心」ではなく「命」にしたのは、「命」という響きには生身といった印象や躍動感、生々しさを「魂」や「心」よりも本能で感じられると考えたからです。
この祭りの主役は間違いなく踊り子です。そして、その踊り子たちの熱気で常々クールな北海道も溶けるほど熱く(暑く)なればいい――なんて、期待し過ぎ?
いいんです。
祭りは熱ければ熱いほど、派手であれば派手であるほど盛り上がるものなんですから。
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