2024/09/29

さあ、とくと味わおう
鉄道気分 旅気分
牛めし、かにめし、峠の釜めし……う―ん、どれにしようかな?
駅弁選びに没頭する時点で、旅は既に始まっている。中身もパッケージも本当に多種多彩。散々迷った挙句、定番の幕の内弁当を手に取った。
選んだ品と共に列車に乗り込み、さあ、出発進行!
各駅の到着予定時刻のアナウンスを聞き、緑茶を口に含み、ほっと一息ついたところで弁当を紐解く。小ぶりの鮭の切り身に、かまぼこ、玉子焼き、大好きな海老フライもある。つややかな白飯の上には黒ゴマとカリカリの梅干しだ。
やや固めに炊かれたご飯を頬張りながら、車窓に目をやり、これからの旅に思いを馳せる……。
駅弁祭りで手にした駅弁は、そんな風に、かつての場面を呼び覚ますかもしれない。もしくは、これから行きたい旅の青写真を、ふと映し出すかもしれない。日本の多彩な駅弁のどれもこれもは、こだわり抜かれた美味しいおかずが詰められているのみならず、旅心をくすぐるような、何か不思議な魔法がしかけられているように感じる。
じっくりと味わっていると、列車の席で駅弁を楽しんでいる自分の姿がリアルに想像できてくる。過去の旅も、そしてこれから先の未来の旅もだ。
駅弁がもたらすそんな効用を、キャッチコピーに込めてみました。
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