看護学校の卒業式での校長の式辞。
今年度も多くのご依頼をいただきました。厚みのあるお打ち合わせ・作成でございました。皆様ありがとうございます。
令和6年度の卒業式に際し、校長としての式辞の材料を振り返ってみると、以下の点が印象に残ります。
2,看護学校としても常時マスクの着用や黙食など、感染対策下での制限があった
3,しかし、実習を含め、学びの環境は大きく変わらず継続できた
4,医療従事者への期待を肌身で感じられたことの意義は大きい
5,社会は特別扱いをしないが、3年間で身に付けた柔軟性やプロ意識、看護師を志した原点を忘れずに歩んでほしい
6,社会に出てから、厳しさに耐えられるかどうか(耐えて欲しい。慣れて欲しい)
令和7年4月、医療現場から離れた人々にとって「コロナ」という言葉は遠い過去の出来事のように思われるかもしれません。しかし、実際の医療現場では、インフルエンザとは異なる難しさを伴い、今なお細心の注意が求められる厄介な存在です。
令和6年度の卒業生は、コロナ禍とその後の時代の両方を看護学生として経験しており、その経験がいずれ大きな力となることは間違いありません。
また、卒業生のほとんどが、初めて社会に出るという現実に直面します。医療従事者としての高い志を持つ方々もいれば、入学当初は強い動機付けを持たず、途中で進むべき道を見失ってしまう方もいます。社会に出た際、方向性が定まらず迷ってしまうと、貴重な時間が無為に過ぎ去ってしまう危険性があります。
校長としては、在校中は日々学生と接し、肯定的なアクションを取る機会が豊富にありました。しかし、卒業後はそのような機会も限られ、直接会って話す機会も少なくなります。だからこそ、卒業式は公式に学生たちに向き合う最後の場として、非常に重要な意味を持っています。
卒業式の式辞原稿の作成をご希望の方は、下記の無料見積もりフォームよりご連絡ください。(お電話もウェルカムです!)
校長 式辞 例文
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※看護学校ではありません。柱立てです。
戴帽式と来賓の祝辞、その役割について
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看護学校 来賓の祝辞
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