最近、小学校でもパソコンの授業があるらしいですね。
私が子供の頃なんて、授業どころかWindowsもなかったんです。
たしか大学で初めてパソコンの授業を経験したように記憶しています。
いっぽう、今の子供達はずいぶん若い自分からパソコンに触れるのだなあと、少し驚きです。
「今どきパソコンが使えなかったら、社会で活躍できないよ」
なんて声が聞こえてきそうですが、職業によってはたしかに的を得ている部分もあるでしょう。
しかし、わざわざ小学校でパソコンを覚える必要はないのでは?、と思ってしまいます。
厳密にいうと、
「必要がない」
のではなく、それよりも
「小学生は他にやることがたくさんある」
です。
やっぱり、国語や社会なんかを勉強したほうがいいと思うし、何より小学生だったら、とことん遊ばせる機会を作ってあげたらいいと思うんです。
「我が校では、パソコンの授業が充実しておりまして、お子様の将来に役立つような・・・」
なあんて、学校からの説明を受けると、教育ママには受けがよさそうですが(笑)
パソコンってツールですからね。
かのビル・ゲイツは、あれだけたくさんのソフトを作っておいて、自分の子どもには1日のインターネット閲覧の時間をすごく短く決めているらしいです。(たしか20分とか30分とか 笑)
パソコンが使えることと、大人になって立派なビジネスパーソンになることとは、かならずしもリンクしないのではないか、と。
私自身の経験から、必要に駆られたら、自然と努力をして自然と使えるようになりましたよ、少なくとも授業で習った受身の人達に比べたら。
なんといいますか、まだ幼い子供がパソコンの画面に向かっているっていうのも、妙な感じがします。
それよりも、幼少期に幅の広い学習、たくさんの喜怒哀楽を経験させるほうが、よっぽどまっとうな大人になるのでは、と思います。
遊べ!子供たち☆
大人のエゴに負けちゃいけないよ!