
先日、風邪をひいた年中の息子と今年3歳になる娘を
かかりつけのクリニックに連れて行きました。
その帰り道、娘が言いました。
「お医者さんて、楽しい。」
そのクリニックは内科と小児科をやっているのですが、メーンは小児科です。
待合室にはパズルなどのおもちゃや絵本がいろいろあり、
音声は出していませんがDVDなどのアニメも見られるようになっていています。
診察を待つ間、子供たちが飽きてしまわないような配慮はありがたいです。
そんなクリニックなので、息子もちょっと鼻が出たり咳が出たりすると、
「お医者さん行く?」
と、うれしそうに聞いてきます。
「それぐらいの風邪、行かなくて大丈夫。」
と言うと、
「えー、行きたい。」
たいてい、かわいいシールが受付に置いてあって、
帰りにもらってこれるんですよね。
それがまた楽しみで。
ほんと、遊びに行く感覚です。
具合が悪くて行くのに……。
まあ、予防接種を受けに、元気なときに行くこともありますけど。
その予防接種も息子は嫌がりません。
むしろ楽しみにしています。
予防接種や採血・点滴といった注射の処置をすると、
消しゴムや風車などの小さなおもちゃや棒の付いたキャンディーなど、
何か一つご褒美がもらえるんです。
ご褒美がもらえるといっても、小さい子は嫌がるものじゃないでしょうか。
私としては、嫌がらないので、すごく助かりますが。
お医者に行くのも、子どもたちにとっては、
公園に行ったり、普段の買物に行ったりするのと
同じ感覚なんでしょうかね。
でも、同じように楽しみにされてしまうと、ちょっと困ってしまいます。
嫌がらずに行ってくれるのはいいのですが、
親としては病気にならずに、
元気に育ってくれたほうがずっとうれしいんですから。