部下が結婚式でのスピーチを頼んできた。
主賓になるのは嬉しいことだけど、
その部下の仕事ぶりはイマイチ。
プライベートな付き合いもない。
そんなときはどうやって部下を紹介すればいいのでしょうか。
結婚式で述べるスピーチでは、
新郎新婦のことを、とにかく褒めていれば形になりますから、
優秀な部下というのはエピソードに事欠かなく、
簡単に作成できることが多いです。
しかし、部下の仕事がイマイチだった場合、
まさか、当日の主役である新郎新婦を指さして、
「この人は仕事がイマイチです」なんて言うわけにはいきません。
対処法としては、仕事について別角度から褒めるというのがあります。
たとえば営業成績の伸びない営業マンだった場合、
お客様に喜ばれる書類作成が上手だとか、
勉強熱心で商品知識をたくさん持っているなどです。
あるいは、今は発展途上にあるが、
これからの成長に期待していると述べるのも手です。
これは勤続年数が少ない若手にぴったりかもしれません。
未来のことなんて誰にもわからないです。
たとえ、そのとき上司が心からその新郎新婦に期待をしていなくても、
ン年後に大化けして、本当に会社の期待の星になってくれるかもしれません。
最終的には、仕事については軽く触れる程度にして、
新郎新婦の人格を褒めることになるでしょうか。
明るい性格で部内のムードメーカーになっているとか、
真面目な性格で皆から信頼されているとか。
仕事がイマイチでも、その新郎新婦が会社にいるということは、
何らかの形で必要とされていることだと思います。
スピーチを頼まれた上司の方には、
ぜひその人の長所を見つけてあげてほしいなと思うのです。
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