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葬儀委員長の挨拶 例文(合同葬だが実質は社葬)

会社の創業者である会長が亡くなりました。葬儀は会社と故人の家との合同葬であり、実質的には社葬です。葬儀委員長を仰せつかったのはこの会社の代表取締役社長。会長から厳しく育て上げられた、いわゆる「たたき上げ」の社長です。
会長の厳しさ、豪快さに触れつつ、自身が故人に大変お世話になったことに言及しています。そして、会長がつくった会社をしっかり引き継いでいく決意を述べています。葬儀委員長であるため、本来はご参列の皆様に御礼を申し上げるのが役割ですが、本件ではそれに加えて、故人を悼む気持ちを強く入れています。
故人と社長との絆があるからこそ話せる、そんな例文です。


葬儀委員長を拝命しておりますフードロール食品株式会社 代表取締役社長の水野でございます。
皆様、本日は年初のご多忙の中、田吉太一郎のためにご参列をいただき、誠にありがとうございます。遺族に代わり、心より御礼申し上げます。

会長は、戦後の昭和の時代から、成熟し混沌とする平成の現代までをブレることなく駆け抜けた、「強い男」でございました。空手の道に通じるそのまっすぐさ、忍耐強さによって、フードロール食品をみごとに育て上げられました。
他を寄せ付けない圧倒的な存在感を放ち、自分を堂々と押し通す強引なまでの豪快さに、われわれ部下は畏敬の念を抱(いだ)き、いっぽうで、私のような若輩や親交のある方々へ心を配る情とでも申しましょうか、豪放磊落でありながら人の心に寄り添う、その優しさを内包した強さに、多くの人が魅了されました。
ここにいらっしゃる皆様も、会長のお人柄に魅了され、会長の背中を見つめ、敬意を深く抱いておられたのではないでしょうか。私もその一人で、今、感謝と、そして、これからも会長の遺志を受け継ぎ、人生を全うするという決意を伝えたい。そう考え、ここに立っています。

会長が生み、育てた会社は、現在では多くの顧客から必要とされる存在となりました。そこでお世話になっているわれわれは、みな会長の背中を見て育ちました。大いに酒を飲み、大いに夢を語らい、「自信を持って世に出せる商品をつくりたい」という思いを共有させていただきました。私たちはみな、会長から社会で生きるための力をいただきました。与えていただいた力を、これからは社員一丸となり、社の力へと変えてみせます。会長、どうか空から見守っていてください。今はまだ心掛かりはあるかと思いますが、身を引き締め、邁進していきます。
必ず、たくさんの方々から支持を得ている、愛され続ける会社を守り続け、また我々は会社とともに生き、ともに成長してまいります。

別れのときは待ってはくれず、寂しさは拭いきれません。ですが、会長は、会長が作り出した会社そのものであり、そして、会長を愛した、ここにいる全ての人の心の中にいつまでも存在し続けます。今、そう強く感じております。

さて皆様、本日がいよいよ別れの日でございます。皆様におかれましては、故人とお話しをいただき、別れをお告げいただき、そして、故人との数々の思い出を、大切に心にお留め(とどめ)いただければ、故人もきっと安心して旅路に就くことができるのではないかと思っております。どうか皆様、よろしくお願い申し上げます。

最後に、改めまして、ご参列いただきました皆様に心より御礼を申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

※著作権法により保護されています。引用、参照、転載不可です。


この原稿を作成する素材となったお電話でのヒアリングをご覧いただけます。

 葬儀委員長の挨拶(弔辞)〜前編「故人の人柄に何を思う?」

 葬儀委員長の挨拶(弔辞)〜後編「故人亡き後のこれからの会社」



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