2025/03/09
たいていの企業(およびその安全協力会)では、安全大会は年に1回、6月に行われる。
いっぽうで、ごく少数であるが、年に2回、6月と10月に行う企業(およびその安全協力会)もある。
6月に行われるのは、いわゆる「全国安全週間」の準備期間に該当するからである。
2回目、それも10月となると、これは何かに合わせるというよりその会社または安全協力会の意志になる。
もっとも考えられるのは、労災が頻発している業界や企業で、安全への意識をより高めるために2回行われているのではないかと考えられる。
たしかに1回よりも2回のほうが、安全への意識を高められるようには思うが、安全大会に出席しているのは元請け・下請けの役員さん方や管理職クラスであり、現場の職人がいるわけではないため、素直に「安全大会の開催数=労災数の減少」とはならない。
月並みではあるが、日頃からの全社的な意識ということになろうか。