2024/09/23
以下の例文をアップしました。
「臥薪嘗胆」をテーマにした意図は、卒業生たちがコロナ禍という困難な状況の中で示した努力と忍耐を称賛し、その経験が将来の成功につながる貴重な財産であることを伝えることにあります。
よりポジティブな考え方は、「困難」を「困難」ととらえるか、「自己成長の機会」ととらえるかによって、その経験の意味合いは大きく変わってきます。
卒業生たちが直面した困難を、自己を成長させる糧としてポジティブにとらえることができれば、その経験はネガティブなものではなく、むしろ価値ある財産になるでしょう。コロナ禍という逆境の中で、卒業生たちは適応力、忍耐力、問題解決能力などを身につける機会を得たと言えます。
このように考えると、「臥薪嘗胆」という表現も、単なる苦労を意味するのではなく、自己成長のために一時的な困難を受け入れ、それを乗り越えていくプロセスを表していると解釈できます。
祝辞では、卒業生たちが直面した困難を、自己成長の糧としてポジティブにとらえ、それを将来の成功につなげていってほしいというメッセージを込めることができるでしょう。そうすることで、卒業生たちは自分の経験をより意義深いものと感じ、自信を持って新たな人生のステージに踏み出すことができるはずです。
余談ですが、この例文は、高校の後援会の会長の立場です。少し珍しいかもしれません。
後援会は下記の2つの意味を持っています。
1,PTAとは別の後援会という組織。文字通りの後方支援が役割
2,PTAと同じ機能を持ち、呼び方が(学校によって)異なるだけ
本件は1を想定しています。