
建設会社の協力会の会長から、安全大会での会長挨拶のご依頼をいただいた。
当社では、安全大会の挨拶を、年間、かなりの数を作成している。たいてい、6月あるいは9月に行なわれることが多い。
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今回の会長は、とても困っていた。
というのも、会場は東京23区のど真ん中。出席者は元請けさんの社長以下役員全員および社員が30名、そして協力会からは各社の社長さん50名程度が出席。
総勢80名強がホテルの会議場に集まる、立派な「密」である。
会長がもっとも恐れているのは、「安全大会クラスター」だった。
会場には元請けの役員も協力会各社の社長さんも勢揃いしている。
ここで感染者が出たとなれば、各社の職人さん、スタッフのほとんどが濃厚接触者となり、業務が停止してしまう。
「感染者が出たらどうするんだろう」
会長はほとほと困っていた。
なぜなら、安全大会を決行しようとしたのは、ほかでもない元請けの社長だったからだ。
元請けの社長にしてみれば、「こんなときだからこそ、みなが集まって思いを一つにしなければならない」とのことらしいのだが、会長いわく、単にみんなで集まってお酒を飲みたいのが一番の理由らしい。
会長としては、元請けの社長が言うので断れないジレンマがあり、当日はどんな気持ちで挨拶をすればいいのだろうかと、とても困っていらっしゃった。
打ち合わせをしていて、お互い、大笑いしたのは、
「今からの季節だと、熱中症対策に気を付ける話をするのと、あとは、コロナの話に思いっきり触れて、安全じゃない安全大会ということを、元請けの社長に暗に伝えたいですね」
でした。
安全大会での会長挨拶の作成をいたします。
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