入社当初からお世話になった店長さんが定年退職を迎えました。スタッフみんなが尊敬する店長さんとの別れを惜しみながらも、一歩踏み出す決意をにじませている内容となっています。
お世話になった6年間を振り返ってみますと、店長は常に「背中で語る」スタイルの方だったなあというふうに思います。今でも鮮明に覚えていますが、私が入社したての頃、当時はまだお客様対応がおぼつかず、レジを打つのも不安に感じていました。そこに颯爽と現れたのが岩橋店長です。何も言わずにスッと私の隣に立ち、はっきりとした口調でお客様に応対し、丁寧にお見送りされました。
このような機会ですので素直に申し上げますが、すごくかっこよかったです。「こういう時はこうするんだよ」というような言葉による指導こそありませんでしたが、それが必要ないくらい、お客様対応とはこうあるべきなんだ、これが正しい姿なんだと強く伝わってまいりましたし、それをご自身で体現し、指導してくださる店長に心から尊敬の念を抱きました。
以来、岩橋店長は私の目標の人となったわけなのですが、それはなにも私だけではありません。ここにいる皆がそうです。店長の背中を見て、私たちは多くのことを学ばせていただき、気づかせていただき、岩橋店長のようになりたいという思いで追いかけ、業務に取り組んでまいりました。
ですので、最初にご退職の運びになったと聞いた時は、寂しくてたまりませんでした。もちろん、今この瞬間も寂しさでいっぱいなのですが、長年のお勤めを経て定年退職を迎えた店長の清々しいお顔を見ていますと、心からの感謝とねぎらいの思いがあふれ、私も前を向いて進まねばという気持ちになってまいります。
来月からは新たな店長のもと、この6年間で教えていただいたことを胸に、これからも変わらず努めていこうと思います。
岩橋店長におかれましては、ジオラマ作りがご趣味と伺っておりますので、それを楽しんでいただきながら、ゆっくりと体を休めていただければと思います。お時間の許す時には、またいつでもお店に遊びに来てください。そして、岩橋店長には及ばずとも、胸を張って業務に打ち込む私たちの姿をぜひ見ていただきたいと思います。
岩橋店長、今まで本当にありがとうございました。
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