長く一緒にお店を切り盛りしていたスタッフが寿退社することになった。お店を閉めたあと、近くの飲食店でお店のみんなが集まって送別会を開き、そこで、副店長が挨拶をすることなった。というシチュエーションです。簡潔で、それでいてハートフルな挨拶が特徴の例文です。
吉見さん、長い間の勤務お疲れさまでした。ありがとうございました。
吉見さんと初めて話したのは、私が伊藤店に異動になって、まだ正式な赴任前に荷物などを持って来た時だったと思います。
「誰?」という雰囲気で私の事を見ていたことがとても懐かしく思い出されます。
以来、14年ですか。長くこの伊藤店でお客様を喜ばせるべく、みんなで試行錯誤してお店を作ってきました。
吉見さんがいなかったら、雑誌をレジ横に持ってくるアイデアは出なかっただろうし、今では当たり前になっているポップを多用するやり方もなかったと思います。
私が吉見さんと一緒に仕事をしていて嬉しかったのは、吉見さんがいつも楽しそうにお店を切り盛りしてくれていたことです。
「努力は楽しいのには、かなわないな」なんて、自分はいつも生真面目に淡々と仕事をするものですから、吉見さんの活気ある仕事ぶりを見ていて、いつも羨ましく思っていました。
寿退社が決まって、もう、実質あと1週間くらいしかお店にいませんが、不思議と寂しさは感じなくて、いつもの吉見さんがこれからもいてくれる気がしていて、それはきっと、吉見さんが作ってくれたお店の温かい雰囲気がこれからもずっと残るという安心感から来ているんだと思います。
来月から、ずいぶん遠くのほうに行ってしまうから、LINEででもやりとりしようね、なんて考えていたら、吉見さんのLINEのIDを知らないのは伊藤店で私と店長だけだと今川くんから聞いて、それはそれで、まあいいかなんて思いながら、これからは今川君のLINE経由で吉見さんに連絡をしようかなと思っています。
新天地でも、いつもの吉見さんのまま、元気でやっていってください。今まで本当におつかれさまでした。
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