
新たにPTA会長に就任した方が頭を悩ませるのが、5月です。
「就任の挨拶をしなければならない」
これが頭を悩ませる原因です。
1、何を書いていいか分からない
2、付き合いでPTA会長になってしまったので、思い入れがない。
3、言いたいことはあるけど、どう書いていいか分からない
きっとこのページをご覧の方は、1と2を見て「そうなんです」とうなずいていらっしゃると思います。
3を見て「私はこれに当てはまる」という方はあまり多くはいらっしゃらないと思います。
いずれにしても、就任の挨拶文を作るには、自分が「何を話すべきか」を整理する必要があります。
これがPTA会長の就任挨拶の作成のヒントになります。
「何を話すべきか」を考える材料は、非常に明確です。
それは、
「子供達のために」
という視点を持つことです。
PTA会長と言いますと、学校の行事のことで先生方と話し合ったり、PTAの皆さん(つまり保護者の方々)に参加してもらうために腐心したりと、大変なお立場だけに、どうも学校や保護者の方に目が行きがちになります。
しかし、これらはPTAの活動の1つであって、目的ではありません。
PTA会長になって、自分は普段仕事を忙しくしているのに、合間を縫って委員会に出席するのも、明らかに自分の子供のことしか考えていない保護者の方に活動に参加するように促すのも、それもこれもすべては「子供達のために」やることばかりなんです。
ですから、ご自身の心にこのように問い掛けてみてください。
「私はPTA会長として、子供達のためにどのようなことがしたいだろう」
この問い掛けによって、
「こういうことをやってみたい」
「こんな気持ちで任期の間は頑張れそう」
このような思いになれるはずです。
就任の挨拶は、PTA会長として公式にご挨拶する初めての場面ですので(総会での挨拶と広報誌への記事両方があります)、いわば決意表明の場です。ですから、自分が一番大切にしていることを話したらいいんです。
お仕事がお休みの日に、気持ちを落ち着けて、ゆっくり子供達の顔を想像してみてください。
きっとワクワクしてきて、いろんな思いが沸きあがってくるはずです。
挨拶文の作成をご希望の方は、こちらをご覧ください。