人は皆誰しも、はじめは赤の他人です。
まったく別の個体、別の温度、別の心を持つ、まったく異なる人間です。
極端に言えば、自分の両親、家族さえ
生まれた瞬間には、別の人間、別の生き物と無意識に認識している。
かも、しれません。・・・あくまで「かも」です。
そんな、何も知らない赤子だった私たちが、今やなんの不思議も無く
家族という存在に囲まれているのはなぜでしょう。
答えは簡単。 母が、父が、祖父母が、兄弟が、
たくさんの愛を注いでくれたからです。
たくさんの無償の愛を注ぎ、無条件に受け入れてくれたから
私たちも無条件に、家族に愛を注ぎ、共に生きているのだと思います。
とはいえ、これは極論です。
家族が相手だからこそ、無条件の愛は存在し得る。
というのも綺麗過ぎる文句ですね。
現実はそう簡単ではない場合も多いです。
でも、そういうのに憧れませんか?
私を産んでくれた親同士も、親を産んでくれた祖父母同士も
ずっとずっと昔の先祖も、最初は互いに赤の他人でした。
その赤の他人同士が、繋がり合って今の自分が生まれたのだと思うと
人間ってすごいなあと、感慨深く思いつつ途方に暮れてしまいそうです。
さてさて、そんな中でご紹介する例文は
部下の娘さんの結婚披露宴で述べる社長の祝辞 というちょっと珍しいもの。
部下の娘さんというと、ホントに赤の他人っぽい繋がりですが
それを感じさせないあたたかな内容となっています。
是非、ご覧ください*^^*