祝辞や挨拶の作成専門 : ニーバーオフィスのブログ

会社中心にした餞の言葉は良くないんです。

time 2014/08/06

会社中心にした餞の言葉は良くないんです。

下記の文章を見てみてください。

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さて、数ある製品の中からどれがいいかを見極めることが難しく、ご不安を感じるであろうお客様に寄り添ってご希望に沿った商品をお届けする。そのためにはお客様の立場に立ってそのお気持ちを理解することが大切で、それこそが私たちの仕事です。

家庭運営でも同じことが言えます。結婚生活において、日ごろから相手の立場に立って、互いの気持ちを理解し合い、思いやることができたなら、いつまでも心を通わせることができるはずです。

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この文章を見て、何かお気づきのことはありませんか?

いろいろそれっぽい言葉が並んでいますが、要は、

仕事と同じことが家庭でも言えるんだ。

と言ってます。

 

これはかなり傲慢ですので、こういった内容は用いないほうがいいです。

問題は、自社の仕事を基準にして「家庭でも同じことが言える」としている点です。

「家庭と仕事とどちらが大切か」。なにやらワーカホリックの諸氏には永遠のテーマのように聞こえることのフレーズ。しかし簡単に答えは出ます。「家庭が大切です」これが答えです。もちろん、家庭を顧みずに仕事を頑張らなければならないときもあります、とくに資本主義の、そして成熟した日本のような国においては、よくあります。しかし、仕事を安定させるために家庭が存在するわけではなく、家庭を安定させるために仕事をするわけですので、どちらが手段かと言えば、仕事のほうです。

ですから、仕事を基準に、しかも自社の仕事を基準にするのは、ちょっと傲慢と言うものです。

 

とまあ、丁寧に説明をするとこのような感じですが、簡単に言いますと、

常識的にどうなのよ

という視点でお考えいただくのがいいですね。

上記の文章の場合でしたら、内容をひっくり返してあげるとうまくいきます。

==

結婚生活では、日ごろから相手の立場に立って、互いの気持ちを理解し合い、思いやることが大切で、それによっていつまでも心を通わせることができるはずです。

これは、実は仕事の面でも同じことが言えます。数ある製品の中からどれがいいかを見極めることが難しく、ご不安を感じるであろうお客様に寄り添ってご希望に沿った商品をご提案する。そのためにはお客様の立場に立ってそのお気持ちを理解することが大切で、それが私たちの仕事なんです。

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こんな感じです。

同じことを言っているのに、内容を入れ替えるだけで、印象が全然違ってきますね。

 

 

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例文はこちら

→結婚式 祝辞 主賓の例文(新郎側)

→カフェのオーナーが述べる店員さんへ贈る主賓の祝辞

→結婚式 祝辞 主賓の例文(研究開発の部署 新郎側)

 

 

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