この例文は、新郎との出会いの部分とお仕事のことに焦点をあてています。
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【はじめの挨拶】
総一郎と初めて会ったのは、私がそれまで勤めていた美容室から独立してすぐのことで、まだヘアメイク ミシェルを立ち上げたばかりのときでした。そのことを聞いた総一郎が、知人づてに私に会いに来たのが始まりでした。
彼のことをよく知らないまま初めて顔を合わせたときは、ご覧のとおり、目力の強い迫力のある男ですから、「生意気なやつが来たなあ」というのが正直な印象でした。しかしそれ以降も、何度も私と話をしたいと来てくれて、いつの間にか、互いが持つヘアメイクへの理想を、語り合うようになりました。
私は、美容業界に関わる人間として、従業員全員に、全力でやりきったという充実感を感じてほしいと考えています。
総一郎はその考えに共感してくれたようで、私も彼と一緒に理想を実現できればと思うようになり、総一郎に入社してもらいました。
彼は、まずチーム作りに励みました。ほかのスタッフと仕事以外の場で語り合い、全員の心を一つにまとめあげました。
総一郎にはたぐいまれなるリーダーの素質が備わっています。そのリーダーシップは、もし何かほかのことであっても、同じように活躍をしたと思います。
そんな総一郎がこのたび、絵里子さんとともに人生の晴れ舞台に立っていることを、私は嬉しく、そして誇らしく思っております。
総一郎であれば、きっと幸せな家庭を築いていけるはずです。家庭の主導権を絵里子さんにお任せしつつ、しっかりと協力し合い、笑顔の絶えない人生を歩んでいってください。そして、その笑顔をお客様にも提供してあげてください。
またこれからも、総一郎とともに職務をともにできることを楽しみにしています。
【締めの言葉】
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同じく美容師さんの、結婚生活寄りの例文をご希望でしたら、下記をご覧ください。
主賓 挨拶 例文 | 美容師(新郎)の結婚式で述べる美容室オーナーの立場