
4月。桜とともに入学式の季節ですね。
町内会の順番が回ってきたので、
春の交通安全週間に横断歩道の旗振りをしました。
担当の場所は小学校の近く、たくさんのこどもたちが通ります。
元気にあいさつしていく子。
こちらから声をかけても恥ずかしそうにうつむいてしまう子。
話に夢中になって、歩くのがどんどん遅くなっていくグループ。
いろいろな子がいます。
入学式の日、新入生は親御さんといっしょです。
気がついたのは、特に女の子に多いのですが、
にこにこしたお父さんがこどもと手をつなぎ、
お母さんがうしろをついていく家族の多いことでした。
自分がこどものときには、
父親が入学式に出席してくれたというこどもは
そんなに多くなかったような気がするのですが、最近の傾向でしょうか。
とても微笑ましい光景でした。
そういえば、去年は「イクメン」という言葉も流行りました。
小学校へ入学するとこどもの世界はちょっと広がります。
その子にとっては冒険が始まるような感じかな。
わくわくもするけど不安もいっぱい。
そういうときに、
お父さんとお母さん=家庭
がいつもしっかりとあって、
何かあっても安心して帰れる場所があるという感覚って
こどもにとってとても大事かもしれません。
入学式に向かう親子を見て、そんなことを思いました。
昨年は3.11があって、あらためて、
生活のなかで一番小さい単位は家族で、
家族ってやっぱり大事だな
感じることが多いのですが、これもそのひとつでした。