年が明け、1月も半ばになってくると学校周りが慌ただしくなってきます。
入試や卒業式など、年度の終わりにやってくる重要な行事があるからです。
当社では卒業式での祝辞や、会報誌への寄稿文などの原稿を作成していますが、今年注目したいのは、同窓会の入会式の挨拶です。
この2年で同窓会の存在感は多少なりとも大きくなったように思います。
この2年とはコロナの2年のことであり、さまざまな学校行事の中止や規模縮小を余儀なくされ、在校生は窮屈な思いをしてきました。
もちろん学校以外でも、行動は制限され、人とのつながりが大変淡いものになりました。
子供たちは、意識しているか無意識かはさておき、繋がりたいのではないか、出会いを求め、出会った人と厚みのある時間を共有したいと思っているのではないか、というのが子供の意識総研の見立てです。
同窓会の構成を考えると、いろんな年代の人、いろんな仕事をしている人がいる中で、極めて重要な共通項があります。
それはもちろん同じ学校の卒業生であるという点です。
今年度巣立っていく卒業生たちが、この春から同窓会の集まりに参加することで、在校中とは違った交友関係を築くことができ、本校の卒業生であることの利点を享受することできます。
きっとコロナのことがある以前は、同窓会は、生徒によってはまったく興味を示すこともなかったかもしれません。ですが、少し窮屈な思いをしたことで、「結びつきっていいな」と感じる子が多く出てきて、同窓会の自分にとっての価値に気づくのではないかと思います。
そして、それによって同窓会が活性化されるように思います。
その意味では、入会式での同窓会会長の挨拶は非常に重要で、しっかりと同窓会の良さを伝えることが必要になるのではないかと思います。
卒業式での同窓会長の挨拶 例文はこちら
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※PTA会長と書いていますが、もちろん同窓会会長も対応可能です。