それは考えずに、ありのままでありたい。
弔辞の代筆専門「弔辞の森」が、実際の作成の経験をもとにアドバイスをお送りするシリーズ。
今回は、
泣かない方法はあるのか?
です。
泣きます、泣けてきます。
泣かない方法なんてないですよ。
とサラッと終わるところですが、厳密には1つだけあります。でも、こんなの参考になりませんし、参考にしてはいけないことだと思います。
それは、故人に向き合わずに、テキトーに弔辞を発表することです。
それだと意味がないでしょう?何より、大切な人との別れのときなのに、そんなことしたくないでしょう?
そもそも「泣かないために」というは、人前で泣くのははずかしい、泣いてぐしゅぐしゅにならないで、最後までしっかり弔辞を述べよう、という、自分のことを考えてのことですので、ここは自分のことは考えずに、故人との最後の別れ、その時間を大事にすることだけを考えていただきたいです。
泣いちゃいながら、一生懸命、弔辞を発表してください。
それがあなたの、故人に向けた、唯一無二の素晴らしい弔辞になります。