2025/03/09
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何らかの事情があって定時制の高校に通うことは、ネガティブな側面もあるかもしれませんが、しかし、むしろ他とは異なる時間の使い方や経験を通して、特別な能力を獲得できる可能性があると考えられます。
たとえば、通常の高校生活とは異なるルートを辿ったことで、柔軟な適応力や困難を乗り越えるための忍耐力を養うことができたかもしれません。また、他の人々が当たり前に過ごす時間を使って、仕事や家族の事情に向き合いながら学業を継続したという事実は、自己管理能力や時間管理能力、さらには自分の目標に向かう粘り強さを育む契機となったと言えるでしょう。
このように考えると、多数とは異なる道を歩んできた経験は、卒業生たちが他の人々には持ち得ない視点やスキルを備えていることを示しており、それが今後の人生においてポジティブに働く材料となると捉えることができます。
大人は誰しも分かっていることですが、いわゆる「一般的」とされている道に進むことが、その人にとって最善かと言えばそうとは限らず、結局、のちのち本人が良しとした道こそが正しい道であって、そう思うと、過去をどう解釈するかは、もしかしたら未来にかかっているのではないかと思い、で、そうすると、現在が大切なのではないかと思います。