
入学式・卒業式シーズンにたくさんのご依頼をいただく
PTA会長さんのお立場でのご発表。
そこからもうひとつ階層を↑アップ↑して、
PTA連絡協議会の会長さんからご依頼をいただくことも
ちょくちょくあります!
(こちらは入学式・卒業式シーズンに関わらず年中です(^^))
どのような内容かと言いますと、やはり多いのが「ご挨拶」です。
講演会などの催し物に際して、開会・閉会のご挨拶ですとか、
懇親会でのご挨拶、地域の交流会でのご挨拶などなど。
子ども達のためのお祝いの言葉、というよりも、
教育に関わる催事でのご挨拶、といった内容が多いんですね。
上記のような違いが前提にあるとして、
中身としては、どのような違いがあるのでしょうか?
まず、PTA会長さんの場合、
視点としては、何を見ているのかというと、もちろん学校の子ども達のことですよね。また、学校周辺の地域のこと。1つの学校に密接に関わる、A学校の保護者代表というイメージです。
では、PTA連絡協議会の会長さんの場合はというと、
そもそもPTA連絡協議会というのは、たとえばと、A町にある学校のPTA会長さん達の集まりなので、1つの学校を見るわけではなく、町全体の各学校を見ているわけです。町Pと略して言います。
そうすると、ここに違いが出てきますね。
PTA連絡協議会の会長さんのご挨拶では、1つの学校とその周辺地域のこと、1つの学校に通う子ども達のこと、という限定された見方ではなく、
A町にあるすべての学校、すべての地域、すべての子ども達、という、もうひとつ階層をアップさせた見方をされているんです!
ご挨拶の原稿をお作りするときも、この見方というのがかなり重要なポイントになります。
それぞれの特色を持つたくさんの学校を広い視野で見守って、
町全体の学校教育について、いろんな議論をされて、いろんな催し事をされて、地域のすべての子ども達のことを支えてくれている。
それがPTA連絡協議会です!
とはいえ、お立場や役職名が違っても、
子ども達のことを第一に考えて活動されているのは、
PTA会長さんも、PTA連絡協議会の会長さんも一緒です!
視野の範囲に気を配りつつ、この一番大事な気持ちさえ押さえておけば、
祝辞もご挨拶も中身の濃いものになること間違いなしです(*^^*)