2025/03/09
取引先を招いたゴルフコンペは、単なる娯楽の場に留まらず、ビジネスパートナー間のコミュニケーションとネットワークづくりの機会として価値があります。
ラウンド中にコミュニケーションを図ることはもちろんですが、主催者としての社長の挨拶は、このようなコミュニケーションを促進し、参加者間の交流を深めるきっかけを作ることができます。
1. 感謝の表現
社長はまず、取引先の皆様が参加してくれたことに対して感謝の意を表すべきです。これは、関係者への尊敬と感謝の気持ちを示し、ポジティブな雰囲気を作り出す重要なステップです。
また、たとえば当日が雨であればそのことに触れるべきですし、ゴルフコンペ自体が年度末に行われる場合は、「お忙しい中をお越しいただき」などの配慮の文言は必要です。
2. リラックスした雰囲気の維持
社長の挨拶が、コンペが始まる前なのか、終わってクラブハウスに帰って来た時なのか、あるいは、閉会式や懇親会の場なのかなど、どの場面で挨拶をするかにもよりますが、社長の挨拶は、かしこまり過ぎず、いつもビジネスの場面で人前で話すときと比べて、少しリラックスした雰囲気を保ちつつ行うことが重要です。
3. 継続的な関係の重要性の強調
取引先を招いたゴルフコンペであることから、それは単なるレクリエーションではなく、取引先との継続的な関係性を構築するための材料です。
そのため、取引先との長期的な協力関係の重要性・必要性を示すことが大切です。それにより相互の信頼を深める機会となります。といっても上記2で触れたように、あくまでゴルフコンペですから、あまり重くなり過ぎず、少しリラックスした雰囲気をつくり、柔らかい言葉を用いたほうが良いのではないかと思います。
4. 簡潔さと明確さ
挨拶はあまり長くなく、簡潔にすることが大切です。短ければ良いというものではありませんが、ゴルフコンペの場面で、たとえば5分も6分も話してしまうと、いくらなんでも長すぎます。内容や構成にもよりますが、おおむね3分~4分にしていただくと収まりが良いのではないかと思います。
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