新郎と少年野球からの付き合いで、新婦のこともよく知っている友人代表の祝辞
新郎・新婦両方をよく知る友人代表の立場だからこそ、二人の未来を想像できる。仲の良さが伝わる例文になっています。
例文:
改めて、一郎君、奈々ちゃん、ご結婚おめでとうございます。小学校から僕のことを息子のように可愛がってくれた一郎君のご両親にも、心から祝福の気持ちを贈ります。
小学校からと言いましたが、実は隣りの学校だったので、いわゆる同級生というやつではなく、今思えば僕らの青春の始まりとも呼べる、少年野球で出会いました。
最初の印象は、顔より雰囲気より、何より名前の印象が強いです。イチローがすきだったっていう月並みの理由からですが。それに、漢字も違うのですが。でも、我らの一郎は、イチローの未練を汲んでなのか、その頃から投手一本で小学生とは思えない球を投げていました。
中学校になって同じチームでバッテリーを組むようになったのですが、相方のことを褒めるのは何だか気恥ずかしくて、あのときは一度も口にしたことはなかったのですが、その頃から一郎君には他の誰とも違う、すごく光っているものがありました。
そして、高校も推薦で見事同じ学校へ進むことになったのですが、ここでもバッテリーを組めると勝手に思っていた僕は、今日この場にもいらっしゃる澤井監督の独断と偏見で、気付けばベンチの盛り上げ役となっていたのでした。ですが、やはり監督の目はすごいなと思ったのが、長い間一郎君と過ごしてきた僕だからこそ彼の気持ちを盛り上げることができたと思います。
我らの一郎であっても、調子が振るわないこともあり、マウンドから悔しい顔で下りてくるときもあります。もちろん苦しい場面で三振を奪って興奮冷めぬままにベンチにやってくることも多いのですが。そんな彼の気持ちが眉の動き一つで察することができるのが、僕の特技ではないでしょうか。
そんな一郎君の今の気持ちは、こいつ何やらかしてくれてるんだよ!と心では思いながら、隣のきれいな奈々ちゃんをチラッと見ては幸せを噛み締めているのです。奈々ちゃんとは高校からの付き合いなので、僕も仲間もいろんな二人の青春を見守ってきました。ときにはやり過ぎて怒られもしましたが、共通して言えることは僕たちはみんな今日の日を待っていたということです。
いつも可愛い弁当を作って一郎君を応援し続けた奈々ちゃんなら、きっと優しくて温かい奥さん、お母さんになると思います。そして、一郎君ならきっと今度こそ未来のイチローを育てるいい親父になると思います。親子でキャッチボールをして、弁当囲んでる家族団欒の絵がすぐ浮かびます。
思う存分、幸せになってください。これからも坂下家を盛り上げ続けます。
結婚、本当におめでとう。
※この例文は著作権法で保護されています。転載、参照、引用不可です。
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