社員の娘の結婚 電報よりもスピーチを【例文】
結婚式への出席は断って、「電報を送るよ」。
社員の娘さんの結婚式を、社長さんは断りますか?
しようがないとは思います。
だって、社員の娘さんですもん、よく知らないですもんね。
でもね。出席してあげてほしいんですよ。なんてったって、苦楽をともにしてきた大事な社員さんの娘さんの結婚式です。
お招きをお断りしないで、式当日、面と向かってお祝いの言葉をスピーチしてあげてください。
それは、娘さんをお祝いしていることと同時に、あなたの大事な社員さんをお祝いしていることにもなります。
幸せな気持ちをその場で一緒に共有できるのは素晴らしいことじゃないですか。
以下、例文です。
例文:
私どもは、主に木造建築を行なっている建設会社でございます。会社を立ち上げたのは五年前で、愛子さんのお父さんである伊東さんは、二年前から大工として活躍してくれています。
伊東さんはまさに職人気質という言葉がぴったりの方でして、黙々と仕事をこなしてくれますが、今、こういったお祝いの席では、さすがに緊張されているのではないかと思います。そんな伊東さんも、お酒が入ると陽気で明るくなることも知っておりますので、ここは一つ、お酒の力を借りてリラックスしていただきたいと思います。
さて、伊東さんから、お嬢様の結婚の報告をいただいたときは、大事な社員のお祝いごとということで、心よりお祝いを申し上げたいと思いました。この場にお招きいただいたこと、改めて感謝いたします。加えて、初孫もお生まれになる予定とのことで、伊東さんからも幸せなお気持ちがいっぱいに溢れていることが手に取るようにわかります。
愛子さんとは、伊東さんをお迎えに来られた際に何度かお目にかかったことがございまして、明るくてしっかりとされた方とお見受けいたしました。
長い結婚生活、お互いがお互いを思い合い、こつこつと地道に努力していくことで、どんな困難も乗り越えていけると私は考えております。愛子さんと拓哉さんにも、手と手を取り合い歩まれる道中、困難の先にある、輝く喜びを糧に、一歩一歩進んでいってほしいと思います。
どうか、どんなときでも感謝の心を忘れずにいてください。周りの人たちとの絆を大切にしていくことで、自分も周りも、より一層幸せになっていくことができます。あたたかな絆で結ばれたお二人にはぜひ、今の笑顔のまま、幸せな家庭を築いていっていただければと思います。
お二人の手の中にあるぬくもりが、末永く光を放ち続けることを願っております。
【締めの言葉】
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