卒業式シーズンが近づくと、PTA会長の皆さんから「祝辞どうしよう…」という声をよく聞きます。でも実は、立派な言い回しや美しい例文なんて必要ないんです。
大切なのは、たった一つ。
「これからを生きる子どもたちに、あなたが本当に伝えたいこと」です。
今の社会って、正直どうなの?
私たちの子どもたちが生きていく社会は、私たちが育った頃とはずいぶん違いますよね。AIの進化、SNSの影響、価値観の多様化…。
面白いことに、大人の私たちよりも、卒業生たちの方がこの変化を肌で感じているんです。でも、その感覚をうまく言葉にできないでいる。
だからこそ、祝辞では「君たちが感じているその変化、私たちも分かってるよ」というメッセージを込めたい。そして「その変化は怖いものじゃなくて、君たちの可能性を広げるものなんだ」と伝えられたら素敵だと思いません?
「わかってくれてる」って思ってもらえたら
子どもたちは、大人が思っている以上に敏感です。
社会の空気感、時代の流れ、そういったものを体で感じ取っています。
その感覚を、私たち大人が「そうだよね、君たちが感じていることは正しいよ」と認めてあげる。そして「でもね、それって実はチャンスでもあるんだよ」と背中を押してあげる。
「変化は確かに大きいけど、君たちならその波に乗れる」
こんなメッセージが伝わったとき、祝辞は単なる「お祝いの言葉」から「心の対話」に変わります。
最後は、あなたの素直な願いを
そして何より大切なのは、PTA会長としてのあなた自身の思いです。
親として、地域の大人として、子どもたちにどうあってほしいか。
難しく考える必要はありません。
「変化を楽しんでほしい」
「困ったときは助け合ってほしい」
「自分らしく生きてほしい」
そんなシンプルで素直な願いこそ、子どもたちの心に一番響くはずです。
卒業式の祝辞は、未来への手紙みたいなもの。
あなたの言葉が、いつか彼らの支えになることを願って。
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卒業式 祝辞 例文一覧:
小学校の卒業式での、PTA会長の祝辞 例文
PTA会長が述べる高校の卒業式の祝辞(新しい生活への希望を持って)