PTA会長が述べる高校の卒業式の祝辞(自由と責任の世界へ)
社会という大きな世界へと羽ばたいていく卒業生の皆さん。自由な世界を歩んでいく楽しさと、そこに伴う責任の大切さを語りかける内容となっています。
例文:
この三年間、学校生活は如何でしたか? 学業に力を注いだり、部活動を頑張ったり、あるいは課外活動に参加したり。私もこの三年間、PTA活動を通して皆さんの学校生活に関わらせていただきましたが、どんなときも皆さんの表情はキラキラと輝いていて、楽しく過ごしてくれているんだなあと嬉しく思ったものです。
今日、こうして皆さんのお顔を見ていると、三年という時を経て心身ともに大きく成長された様子がひしひしと伝わってまいります。
皆さん、よくぞここまで成長されました。
さあ、四月からは新しい生活が始まります。大学へ進学する人、就職して社会人になる人、皆さんそれぞれの道を選択し、それぞれの人生を築いていきます。これは、大きな自由です。決められた時間割どおりに授業を受けたり、決められた学区内で進路を選んできたこれまでとは違って、自分自身の意志で、自分自身の望む方向へと進路を定めて進むことになります。
無限の可能性を持つ皆さんの前に、無限の選択肢が広がっているわけですが、それは同時に、選択すること、行動することへの責任もまた手のするということでもあります。
こういう言い方をしますと、皆さんの中には「難しいなあ」とか「不安だなあ」と思う人もいるかもしれませんが、臆することはありません。皆さんはこの三年間で、人としての優しい心と、柔軟な思考力を培ってきました。そして何より、共に高校時代を走り抜けてきたたくさんの仲間を得ました。
皆さんは一人ではありません。周りにはいつも本校で共に学んだ仲間がいて、選んだ道は違っても、皆さんと同じように前に進もうと頑張っています。その姿が、皆さんに勇気を与えてくれるでしょう。
どうか、自分を信じ、そして、共に青春時代を謳歌し、苦楽を共にしてきた友人たちとの思い出を携えて、大きく羽ばたいていってください。
皆さんの進展地での活躍を、心から楽しみにしています。
最後になりますが、卒業生の皆さんの未来が光り輝くものとなることをお祈りし、また確信し、お祝いの言葉とさせていただきます。
ご卒業、誠におめでとうございます。
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