羊がもっと好きになる
ラムがマトンよりも柔らかく、クセが少ないのはご存知ですか？
唐突にすみません、羊肉のお話です。
北海道民にとってはお馴染みの情報かもしれませんが、そもそも羊肉は全国的に見ると鶏肉や豚肉、牛肉と並べるほど普及している肉ではありません。
なので、初めて食べる人は羊特有のクセで苦手意識を持ってしまうこともあります。非常にもったいない話です――なんて、かく言う私も実はそうでした。
そんな私ですが、ある時、生まれて初めて凄く美味しいと思えたことがありました。
まさに青天の霹靂。今まで食べてきた羊は一体なんだったのか？
独特のクセが殆ど感じられないばかりか、肉の旨味がじゅわっと口の中いっぱいに広がる。柔らかさも申し分なし。初めからこれに出会っていれば、私はとっくに羊が好きだったのに！
悔しく思いながらも箸は止まらず――そう、それこそがラムだったのです。
感動して食べまくる私に有識者は言いました。羊肉はマトンとラムとにざっくり分かれていて、ラムのほうが柔らかく、羊特有のクセが少ないから初めての人や苦手な人にとって食べ易いのだ、と。
何それ早く知りたかった！
だったらこれから羊肉とファーストコンタクトを取る人もラム肉から入って欲しい！すでに羊肉が好きな人には今以上に好きになって欲しい！苦手な人は騙されたと思って食べてみて欲しい！
そんな気持ちをド直球に表現したのがこのキャッチコピーです。
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