元請けや取引先の賀詞交歓会に招かれて、来賓として挨拶する。さて、何を話すか。
賀詞交歓会の来賓挨拶の中心は、「さあ、今年もがんばってまいりましょう」という今年の意気込みです。感謝やお祝いは、さらっとで十分です。
2006年から、賀詞交歓会の挨拶原稿を作り続けています。この記事では、来賓の挨拶に何が入るのか、そしてどこが難しいのかを書きます。
挨拶に入るもの
来賓の挨拶には、主催者への感謝やお祝い、この一年の状況の話、そして今年への意気込みが入ります。
協力会社の立場で元請けの会に呼ばれたなら、日頃の取引への感謝から入るのが筋ですし、お客様の会なら、お招きへのお礼から始まります。招かれた側が主催者を立てるのは、当然のことです。
そのうえで、挨拶がどこへ向かうかといえば、今年の話です。
感謝は、さらっとで伝わる
感謝やお祝いは、もともと長々と伝えるものではありません。
持ち上げる言葉が続くと、わざとらしさが出ます。さらっと言ったほうが、かえってよく伝わります。
中心は、今年の意気込み
賀詞交歓会は、年の始まりの会です。集まった皆で今年に向かう場ですから、来賓の挨拶も「さあ、今年もがんばってまいりましょう」に向かって流れていきます。
感謝を述べ、この一年の状況に触れ、今年への意気込みへ。この流れさえあれば、挨拶としては成り立ちます。
難しいのは、今年ならではの中身
形は毎年同じでも、会社を取り巻く状況は一年で大きく動きます。去年話したことを、今年そのまま話すわけにはいきません。
今年は何に触れて、意気込みへつなぐか。毎年呼ばれている方ほど、ここで考え込まれます。
主催者との関係にしても、「長年のお取引」と抽象的に言う方もいれば、具体的な出来事に触れる方もいます。どちらもあり得ますが、全体の流れの中でどちらが合うかは、ご自身ではなかなか判断しにくいところです。
まとめ
感謝はさらっと。中心は、今年の意気込み。
この形が頭にあれば、あとは今年ならではの中身を決めるだけです。そして毎年、手が止まるのはそこです。
当社では、賀詞交歓会の挨拶原稿を一件ずつお作りしています。主催者とのお付き合いと、この一年のことを伺い、今年の意気込みまでの流れを組み立てます。




