温泉に 紅葉あり
暑い夏が終わって秋が来ると、なんとなく心がしんと澄んでくるような気がします。
そんな心で見つめてみると、自分が案外疲れていることに気づいたりします。
夏のあいだ、がんばっていた自分をいたわるちょっとした休暇を。
秋の箱根に出かけてみませんか。
箱根温泉の歴史は古く、奈良時代に発見されました。東海道沿いの温泉として江戸時代には「諸国温泉功能鑑」という温泉番付に載るほど発展した箱根は、今も変わらぬ人気です。
理由は、お肌にいいナトリウム塩化物線や、冷え性などに効く白濁した単純硫黄泉など、さまざまな泉質のお湯があることと豊富な湯量。
源泉掛け流しのお湯に入るだけで豊かな気分になれますね。
そして秋の行楽といえば、紅葉狩りです。
ロープウェイや箱根登山鉄道の車窓から色づいた山々を見たり、芦ノ湖から紅葉の向こうに富士山を見たり。仙石原にはすすきもあります。
でも一番なのは、露天風呂につかって、頭上の紅葉を見上げるとき。深々と満足のため息がでるような、自分を大切にする時間です。
全国旅行支援も始まりました。閉じこもっていた私たちが旅行へ出かけるということとともに、コロナ禍の閉塞感で疲れている自分を癒やしたいという意味で、紅葉と温泉を掛け合わせてみました。
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