ただいまご紹介に預かりました、山本です。
千夏、洋平さん、本日は誠におめでとうございます。
ご両家、ご親族の皆様方におかれましても、心よりお祝い申しあげます。
今日こうして、やっと千夏の晴れ姿を見ることが出来て、本当にうれしい気分でいっぱいです。洋平さんありがとう。それから千夏、本当におめでとう。
千夏と親友なんて関係になったのはほんの数年前のことだけど、実は私たちの出会いは中学3年のときでした。同じクラスの仲良しグループみんなでいつもお昼ごはんを食べたり、カラオケに行ったりと。その当時から千夏は、明るく元気で、輪の中心的な存在になる人だったね。部活もキャプテンを務めて、放課後みんなをまとめているところをよく見かけた気がします。制服を着てまだまだ若かったあの頃は、今思い出すとすっごく楽しかった懐かしい思い出。
高校は皆が違うところに行ったから、お互いなかなか連絡を取る機会がなくて、そのまま何年もたって、次に千夏と再会したのは成人式のとき。久しぶりに会ったけど、いい意味で全然変わってなくて、どこかすごく安心しました。相変わらず、明るく元気。気さくで喋りやすいままで、それから何回かご飯食べにいったりして、中学校のときとはまた違う付き合いができて、すごく楽しかった。
それから2年して、大学を卒業して新入社員として入った企業先で、まさかの再会。同期として、千夏と一緒に働くことになるとは思ってなかったから、あのときはすごくびっくりした。もちろん千夏も相当びっくりしてたよね。久しぶりに会ったけど、あのときの千夏も相変わらずでした。
それから新生活が始まると、周りの環境がガラリと変わることで、色々大変なこともあったけど、同じ社員寮に住んでたし、ことあるごとに、千夏は私の部屋に上がりこんできてご飯を食べていきました。そんな千夏に、いつも相談して、話を聞いてもらって、本当に助けられてここまでやってこれたなって改めて思います。千夏ありがとう。いっつも食べさせてたご飯代はその千夏の優しさでいただいたことにしておきます。
そんなちょっと明るくちょっと男勝りな千夏だけど、いつも洋平さんの前でだけは、可愛い女の子だったよね。いつも話しを聞くときは幸せそうな顔をしてました。だから、今日こうやって洋平さんと結婚っていう日を迎えられて本当に私も嬉しいです。
洋平さんはすごく落ち着いた人だから、あまり喧嘩することはないかもしれないけど、喧嘩してお互いのことが分かったりするので、喧嘩しつつ2人仲良くやっていってください。
運命ってすごく気恥ずかしい言い方だけど、私は運命って言葉を信じます。だって、会社なんてたくさんあるのに、そのうちの1つで同期として入社して千夏と再会して、ここまで仲良くなって。きっと運命ってどこかで存在してる気がします。だから、千夏が洋平さんと出会ったのもきっと運命。せっかく運命で結ばれた二人だから、この先ずっと二人仲良く暮らしていってくださいね。
千夏、前に言ってた沖縄旅行がまだ行けてないので、早いうちに予定を立てていきましょう。洋平さん、そのときは少しの間千夏を貸してくださいね。
大好きな千夏が、大好きな洋平さんと結ばれたこと、これが本当にうれしいです。千夏がずっと幸せでいることを願っています。
今日は本当に心からおめでとう。
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