校長先生の式辞の例文を作りました。
校長先生の式辞の例文(高校)
https://www.documedia-p.com/executive/1111/
ここで「楽しむ技術」に言及しているのですが、ここで少し掘り下げたいと思います。
「楽しむ」って聞くと、性格とか気分の問題に思えますよね。
でも実際には、それって技術なんだと思うんです。
ここで言う「楽しさ」は、ただの娯楽や気晴らしじゃありません。
- やってみて少し難しかったけど、できるようになったときの充実感
- 「自分なりの意味」を感じながら取り組んでいるときのワクワク
- 誰かと一緒に挑戦して笑い合った瞬間
- あとで振り返って「やってよかったな」と思える体験
こういうのが、本当の「楽しさ」です。
じゃあ、それをどうやって身につけるのか?
いくつかのコツがあります。
1. 小さく区切る
大きな目標は重いから、「ここまでやれた」と思える単位に分ける。
2. 意味を与える
「これは将来こう役立つ」とか「昨日の自分に勝つため」とか、自分で理由を決める。
3. 言葉を変える
失敗=「終わり」じゃなくて「リハーサル」。
言い換えるだけで気持ちが軽くなる。
結局、「楽しむ技術」とは、努力を続けられるようにする工夫なんです。
生まれつきの才能じゃなく、誰でも磨けるスキル。
だからこそ大切なのは、楽しさを「待つ」んじゃなくて「つくる」こと。
その視点を持てると、日常のあちこちに楽しさが見つかるようになります。
もちろん、卒業式当日はここまで言及できませんが、大枠としてはこのことが卒業生に伝わる式辞になっているのかなと思います。
以下でも触れています。↓