
結婚式、竣工式、入学式、卒業式。
その他いろいろな式がありますが、
どの式での発表のお時間も
一般的には3~5分程度が主流ですよね。
長くて7~10分といったところでしょうか。
しかし、それらのさらに上をいく
20分や30分という長時間のご発表の場合もあります。
「どこから話し始めたものか…。」
「どういう内容がいいか…。」
「そもそも、そんな長い時間、話がもつだろうか…。」
いろいろ考え込んで手が進まない、ということもしばしば。
そんなときは、まず順序立てからしていきましょう!
話す内容の目次を作って、
そこに肉付けをするかたちで文章を書いていきます。
まずテーマとして置かれたものが、
どういうものかの説明から始めたらわかりやすいかなー、とか。
テーマについて話す際に、わかりやすい具体的な例として
実際にどんな人が世界にいるかなー、とか。
自分の経験を踏まえたお話とか。
全体を通したまとめとか。
具体例。経験。自分の考えなどを箇条書きにしたりして、
部分的にまとめながら書き出していくと、
意外と文章量って多くなるものです。
特に経験の部分などは
「これがこうなって、そしてあそこでこう思って。
ああこういうこともあったなあ、そういうこともあったなあ」
とか考えて書き出すうちに、字数が多すぎて泣く泣くカットということも。
話題の取捨選択が難しいところですが、
重要な部分(顕著な具体例やご自身のお考え)を重点的に残して
「この話題はなくても話が繋がるな」というところを削っていくと
かなり良い形になると思います。
こうして書いてみると、
祝辞とはかなり毛色の違う原稿のように見えますが、
つまるところ、実はそうでもないのかもしれません。
テーマについての導入は、始めのご挨拶。
具体例と経験は、過去の出会いやエピソード。
ご自身のお考えは、新郎新婦への率直な思い。
確かに、話すテーマの毛色はかなり異なるものかもしれませんが、
それについてのお話の進め方は
あまり大きな違いが無いような気がします。
過去のエピソードに基づく、確かな思いがあれば、
長い時間の発表にも、自信を持って臨むことができるはずです!
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