就任後、はじめてのご挨拶ですので、PTA会長の重責にかける思いを中心に据え、温かい言葉のなかに、学校への思い、地域の思い、何より子ども達への思いを導入しました。
前会長の梅山さんは、挨拶運動の強化や地域祭りの開催などを通じて、学校と保護者、そして地域との橋渡しを精力的にこなされてきました。私はそれらを会計という立場から支えてきたわけですが、見るのと実際にやるのとでは大違いで、毎日が戸惑いの連続でございます。梅山さんの功績を受け継ぎつつ、さらに発展させていくようなPTA活動ができるよう精一杯励むつもりではおりますが、なにぶんはじめてのことばかりで至らない点も多々あろうかと存じます。皆様には、引き続き、ご指導ご鞭撻いただければ幸いでございます。
さて、東日本大震災後、災害時の備えとして、自助・公助のほかに共助、つまり近隣や地域の人同士による助け合いに注目が集まっています。有早田地区においても、大難を小難に変えられるような共助力の基盤をつくろうとの機運が高まってきました。いざというときに地域力を発揮するためには、訓練、知識や技術の備えももちろん大切ですが、何より普段からの互いの温かい交流が不可欠です。われわれPTAとしても、子どもたちに対して防災教育の場を提供していくとともに、地域の皆様が交流をさらに深められるようなイベントも積極的に行っていくつもりです。
本年も、私やPTA役員は一丸となって、有早田小学校を地域をしっかり盛り立ててまいります。子どもたちのためにどんな小さなことでもかまいません、お気軽に声をかけていただき、ご意見やお知恵を拝借させてください。
皆様のご協力を重ねてお願い申しあげまして、私の就任の挨拶とさせていただきます。一年間、どうぞよろしくお願いいたします。
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