
今般、右を見ても左を見てもコロナコロナと、なんだか食傷気味の毎日ですが、
当社の挨拶文の作成の観点から、ちょっと気になったことを書き留めておきたいと思います。
これは集まりでのご挨拶やビジネス文書のお話ではなく、主にウェブサイトに掲載する挨拶文のお話です。
そんなこともあっても、今回は例文はありません。あしからず。
最近、と言いますか、もう結構前からですが、各企業はウェブサイトに新型コロナウィルスの感染者へのお見舞いのコメントをよく載せています。
羅漢された方にお見舞い申し上げます。
お亡くなりになったご遺族様にお悔やみを申し上げます。
といった類の簡単な短文だと記憶していますが、たいていの場合、気持ちが入っていないんです。実際はどうか知りませんが、この手のことを書いておいたらOKという「におい」がして、どうも好きになれないんですよね。
これ、東日本大震災のお見舞い・お悔やみメッセージの時にも同じことを感じたのですが、無策で書いてしまうと、「やっつけ感」が出てしまって、マイナスにはなりませんが、プラスにならないわけです。
この種の内容は本来とてもナイーブな内容ですので、ウェブに掲載するのであれば、本気の内容であるべきなんです。
本気の内容とはすなわち、
このような状況の中で、当社はどう立ち居振舞うか、どのようにあろうとしているのか
です。
総じて、本気でそのように思っていることを書くのが重要であって、特にこれといって思っていないのであれば、、、まあそれはそれで悪いことではありませんが、それなら敢えて載せなくてもよいのかなと感じます。
なお、このお話はあくまで挨拶のお話であり、自社のコロナの感染予防の取り組みの情報とは切り分けて考えてくださいね。