2024/04/05
売れるキャッチコピー。
買いたくなるキャッチコピー。
引き合いが来まくりの売り文句を搭載したキャッチコピー。
イーロン・マスク(テスラ、ツイッター)でもジェフ・ベゾス(アマゾン)でも、松下幸之助(パナ)でも藤田田(マック)でもスティーブ・ジョブズ(iPhone)でも、誰でもとても欲しがるはずです。
そんな都合の良いものは、ない、、、と言いたいところですが、結果としてはあります。
「結果として、ある」というのがポイントですが、このことはまた別の機会にお伝えしたいと思いますが、話を戻して、たしかに、「こうしたらお客さんの反応が良くなったかも」という、先人たちの努力によって得られたテクニックのようなものは存在します。
しかし、それ自体、小手先であり、根本的な解決、つまり、あなたが取り扱う商品・サービスが「とても売れた!」ということには繋がりません。なぜなら、商品・サービスの数のぶんだけ特性がありますので、それらすべてに通用する汎用性が高いキャッチコピーなんて存在しないからです。あなたの商品・サービスにフィットしない可能性が高いです。
たとえば、 「そうだ 京都、行こう。」というJR東海様の有名なキャッチコピーがあります。
そうだ 京都、行こう。 | 京都への旅行、観光スポットで京都遊び
https://souda-kyoto.jp/
そうだ ○○、行こう。
ここに他の都道府県名を入れても、なかなか成立しません。
このコピーが優れているのは、観光地として圧倒的なバリューを持っている京都だから成立しているんですね。
また、それを知っているからこそ、このコピーが生まれたのだと思います。
自らをしっかり理解すること、そして、お客様をしっかり理解すること。
そのうえで、適切な表現を用いること
売れるキャッチコピーの作り方はこれに尽きます。
「お客様」を市場やターゲットとなる業界に置き換えていただくとイメージしやすいと思います。
「売れるキャッチコピー」というと、表現ありきのような、汎用性が高い表現を求めてしまいますが、そうではなく、必要なのは、自分を知ってお客様を知ることです。表現するのは最後のほうです。
孫氏(ソフトバンクじゃなくて、兵法書のほう)に答えが載っています。
すなわち、
敵を知り、己を知れば、百戦して殆(あや)うからず
です。