
こないだお客様とお話をしていて、そういえばと思ったことをお伝えします。
「取引先の創業50周年記念式典で、来賓として祝辞を述べる」
会社の代表者様であれば、もしかしたら訪れる機会です。
実際、そのお客様も、取引先の創業50周年の記念式典に招かれて祝辞を述べるという内容であったのですが、打ち合わせの際に、ふと、
「創業50周年と創立50周年ってどっちのほうがいいのかなあ」
とおっしゃったんです。
そう言われてみれば、私どもも無意識のうちに使い分けているなあと思ったんです。
無意識の使い分け:
創業は会社の場合に使って、創立は学校や会社以外の組織の場合に使う。
言葉の意味を調べてみますと、
創業
事業を始めること。会社や店を新しく興すこと。
出典:goo辞書
https://dictionary.goo.ne.jp/jn/128275/meaning/m0u/
創立
組織や機関を初めてつくること。創設。「会社を創立する」「創立記念日」
出典:goo辞書
https://dictionary.goo.ne.jp/jn/129554/meaning/m0u/
こう見てみると、こと会社組織の話だけで言えば、創業でも創立でもどちらも使えます。
言葉の意味としては、創業50周年記念式典でも、創立50周年記念式典でも、意味は同じです。
実体としては、いわゆる式典のタイトルですので、それを決めるのは当該企業(の好み)です。
私どもで普段作成している事例ですと、創業を用いる企業のほうが圧倒的に多いように思います。
また、なんとなくの感覚ですが、創立よりも創業のほうが、会社組織の記念式典で用いるのに一般的な気もします。ということは、創立を使えば、案外、カッコよく見えるのではないかという考え方もできます。
祝辞を述べる立場の方から見れば、出席をする取引先の記念式典で、創業を用いているのか創立を用いているのか、事前に確認をしたほうがよいですね。
各種式典での祝辞または謝辞の作成サービスの詳細はこちら
https://www.documedia-p.com/oiwai-support/ceremony.html