【はじめの挨拶】
例年、紫陽花の花が色を深めるこの季節に催しております通常総会ですが、今回も無事に開催の運びと相成りました。
本日はご多用のところを、たくさんの会員の皆様にお集まりいただきまして、心より御礼申し上げます。
また、昨年八月に開催いたしました四十周年記念式典では、皆様に多くのご協力をいただきました。お陰さまをもちまして、盛大かつ厳粛にとり行なうことができましたことを、この場をお借りして、改めて御礼申し上げます。
さて、アベノミクスによって景気回復が期待される昨今ではございますが、どうやら、放たれた矢は経済活動を行う企業やエンドユーザー様には届いていないようで、我々を取り巻く環境もまた、依然として大変厳しい状況にあると言えます。
是非とも来月の参議院選挙をひとつの契機とし、景気回復が早期実現されることを心から願ってはおりますが、やはり回復を待つばかりではなく、我々自身が行動を起こすことが何よりも肝要だと考えております。
記念式典の際にも申し上げましたように、今年度、「TOG青年部」といたしましても、この苦境を打開すべく、会員同士の、そして他業種の方との交流をより一層図ることで、販路の確保・拡大に向けた様々な知識を共有してまいりたいと思っております。
また、これまで以上に活路を模索し、精力的な活動を展開させてまいる所存でございますが、その活動のひとつとして考えておりますのが、展示会への参加でございます。国内はもちろん、海外で開催される大きなイベントに参加し、また、何らかの形で開催することができれば、我々の技術力を強くアピールすることができ、需要創出の絶好の機会になろうかと思います。
これらを、皆様にとってプラスとなる好機に繋げていきたいと強く思いますし、何より、活路を見出そうとする皆様の熱が「TOG青年部」を通してひとつになったとき、そのエネルギーは大変大きいものになると、私は確信しております。
また今年度も、皆様、笑顔でまいりましょう。
さて、これより平成二十四年度事業報告、収支決算、平成二十五年度事業計画案、収支予算案等、多数の議案を上程させていただきます。十分にご審議をいただきました後にご承認を賜りたく、何卒、よろしくお願い申し上げます。
【締めの言葉】
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