ただいまご紹介にあずかりました、リラックス株式会社の森本です。
本日は、かような席にお招きいただき誠にありがとうございます。また、大切な社員の長谷君の晴れの門出に居合わせることが出来、喜悦と祝福の思いでこの場に立たせてもらっております。
諸先輩方がたくさんおられる中、私のような若輩者がこの場に立たせていただき誠に僭越ではございますが、主賓ということで一言、お祝いの言葉を贈らせていただきます。
長谷君、里子さん、ご結婚、おめでとうございます。ご両家、ご親族の皆様方におかれましても、お慶びも一入のことと存じます。誠におめでとうございます。
長谷くんが入社されて、もう五年という月日が流れました。面接当時は若く、頼りないところもありましたが、負けん気は人一倍で、この人なら将来はしっかり役割を果してくれるだろうと、将来の長谷君を想像し入社していただきました。入社当時はやはり、若いこともあり、大変なことも多かったようですが、五年たった今では、目を見張るばかりの成長ぶりで上司や部下から厚く信頼されており、仕事の手際もよく、採用面接時に私が期待していた以上の働きを見せてくれて、会社に欠かせない人材となられました。
そのような大切な社員が今日、こうして伴侶を娶って一人の人間として独立していくことを嬉しく、また頼もしく思います。社員の門出を何度か見ていますが、妻や自分の家庭を持ってこそ男は強くなるのだなと感じています。ですから、長谷君もこれを期にひと回りもふた回りも大きくなられることだろうと期待しています。
結婚生活は今日のような雲ひとつない晴れの日もありますが、時には激しい豪雨に見舞われるときもございます。結婚生活の先輩として一言、申し添えさせていただきますと、幸せをみつけるためには、当たり前の幸せに気づくことが大切だと考えております。新婚時の手料理のありがたさも、家に帰ったら妻がいるという事実も、何年も経ったら当たり前のように感じてしまいます。ですから、どうか今日の新鮮な気持ちを忘れず、お二人で手と手を取り合って、心安らげる家庭を築いていってください。
最後になりましたが、お二人の今日の日をお祝いし、これからの毎日が素晴らしいものでありますようお祈り申し上げ、私のお祝いの言葉をさせていただきます。
本日は、誠におめでとうございます。
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